• TOP
  • ≫ 記事ページ

2017/10/06 「経理転職で基準とされること」

転職市場において、経理転職の基準とされる点に「決算業務への関与」が挙げられます。もちろん内容にもよりますが、経理経験の中で月次、年次決算にどの程度関与し、ご自身がどの程度お一人で対応が可能であるのか、は採用側が着目をしている点となります。大手企業については、役割が細分化し、決算業務の経験とは言っても、一部分であることが多く、全体像把握するにはある程度の期間が要求されます。主体的に取り組まれていれば、より良いですが、何人くらいの組織体制の中でどのような役割を果たしてきたか、を明確にすることで採用先にもイメージが湧きやすくなります。やってきたこと全てを記載するのも一つですが、より決算業務にフォーカスをした記載がアピールとしても適切です。
また、中小企業の場合には、お一人の責任と担当範囲が広い点は大手にない強みとなりますので、「決算業務全体のとりまとめ」という記載とともに「経営陣、経営サイドにどのように報告をしてきたか、を明確にアピールできると理想的です。
決算業務への関与については、どの程度が年齢とのバランスを考えた場合に適切な範囲でるものか、なかなか客観分析は難しいものです。弊社のような人材エージェントとのご面談や他人材とのやり取りの中で過不足なく、ご自身の実力を把握し、転職市場での基準を超える部分と不足している部分を意識して活動に臨みましょう。

全てお一人で考えることは難しいと思いますので、もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度カジュアルにご相談ください。