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【海外トレンド発信】ロボティクスの台頭で会計士の採用数が減少!?

2017年8月7日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏

欧米の会計業界ではいよいよロボと人間の戦いが始まり出したようだ。

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、KPMGイギリスのCFOが、ロボの活用により来年の新卒採用数を減らす意向を表明しているそうだ。

Wall Street Journal: Need an Accountant? Try a Robot Instead (会計士が欲しい?ならロボを試してみては?)
https://blogs.wsj.com/cfo/2017/03/07/need-an-accountant-try-a-robot-instead/


KPMGイギリスでは、業務を自動化できるRPAやAIの調査を本気で勧めているようだ。特に新卒若手会計士が行う手間のかかる監査手続きはロボティクスの活用が大きく効果を発揮する可能性が高い。KPMG自身がクライアントへRPAの導入コンサルティングを行っているだけに、ロボティクステクノロジーを使った業務を効率化の高いノウハウを自社に活用できる。今後新卒で採用される会計士の数が減っていく事はどうやら間違いないだろう。


このような採用側の動きを受けて、既にアメリカの大学の教育現場では変化を強いられているという。


ミシガン大学の会計学科ではこれまでの簿記などに代表される「データを作る」という会計学から「データを消費する」側の会計学への移行に注力しているそうだ。機械が作り出したデータをどのようにビジネスに、監査に、税務に活かしていくかという方向に向かっていくのだろう。

ロボティクスやAIの登場による会計業界の変化のスピードは、私達が思っているより遥かに速いのかもしれない。

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